あつ森で学ぶインテリア講座 カラー編【4つの配色基本パターン】

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お部屋のカラーコーディネートって聞くと、難しそうに感じますよね。
ところが、初心者でも簡単にまねできる、カラーコーディネートのテクニックがあるんです!
好きな色でも上手にまとめることができるので、知っておいて損はありません!

今回は、そんな素敵なお部屋に仕上げられる、基本の配色について紹介します。

 

 

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配色の基本は4つのパターン


今回の記事では、色についての用語を多用しています。
前回の記事にてその点を詳しく紹介しているので、必要だと思ったら以下のリンクから参考にしてください。

 

パターン1:同系色


同系色のコーディネートとは、同じ色相で明度や彩度の違う色を組み合わせる方法です。

【特徴】
・ほかの色が入らないのでまとめやすい
・ストライプやチェックなどの「柄+柄」の高度なインテリアコーディネートも容易

たとえば、「緑の部屋にしたい」と、すべて同じ色の緑でそろえると単調な印象になってしまいます。

同系色コーディネートは、1つの色みでもトーンの違う色を重ねるので、色のグラデーションでまとまりのあるインテリアに仕上げられます

同系色の中でも年代を問わず人気なのが、茶系の色でまとめるインテリアです。
主張の少ない中立的な印象の色のため、万人に受けやすいです。
ただ単調な印象になりやすいので、異素材のものを組み合わせたり、濃淡をつけたりと工夫をして個性を出してみるのもいいですね。

 

同系色を使ったインテリアの例
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こちらは、ブルーのトーン違いの色をつかったお部屋になります。

同系色コーディネートでは柄+柄も合わせやすいので、布製品をたくさん使うときは意識してみましょう。

 

同系色での濃淡の差
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同系色のコーディネートでも、濃淡の付け方で印象が異なります

左の画像は、濃淡の差を少なくした場合。
全体を濃淡の少ない淡い色でまとめることで、やさしく穏やかな雰囲気をかもし出しています。

右の画像では、濃淡に差をつけています。
ベージュとダークブラウンのコントラストのあるコーディネートで、メリハリのある少し落ち着いた印象があります。

 

パターン2:同一トーン


同一トーンのコーディネートとは、いろいろな色みの色を、トーン(色調)をそろえてコーディネートする方法です。

【特徴】

・カラフルな多色使いのコーディネートが容易
・明るさと鮮やかさが統一されるのでまとめやすい
・いろいろな色みをつかってもぶつからない

ビビッドトーンは元気な感じ、ソフトトーンは優しい感じなど、トーンにはそれぞれ固有のイメージがあるので、めざすイメージに合わせることが大切です

前回紹介した、色調(トーン)の分類図を参考に、色選びをしてみましょう!

 

トーンとは

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トーン(色調)とは、明度と彩度を同時にあらわしたものになります。

純色(ビビッドトーン)は、明るさと鮮やかさが変わると、ごく薄い色(ペールトーン)や灰みがかったくすんだ色(グレイッシュトーン)など、さまざまなトーンの色に変化します。

同一トーンのコーディネートでは、トーンを固定して、それに属する色みを使って構成します。

 

ビビッドトーンの例

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元気で派手な印象のあるビビッドトーンを使った、お店のようなお部屋になります。

ビビッドトーンは色がはっきりしているのが特徴ですが、さまざまな家具に同一トーンをつかうことで、全体の印象としてまとまってみえますね

トーンによって雰囲気が大きく変わるので、落ち着いたお部屋にしたいならディープトーン、やさしい雰囲気ならソフトトーンなど、めざすイメージにあわせてトーンを選んでみましょう。

 

パターン3:類似色


類似色のコーディネートとは、色相環で隣の隣くらいまでに位置する、似た色相の色を組み合わせる方法です。

【特徴】
・色みの差が小さく、色の性格が似ているため、なじませやすいコーディネート

類似色では、夕焼けの空の色やだんだんと深くなる海の色、日が当たっている部分と影の部分の木々の葉の色の見え方のように、自然界でよく目にするナチュラルな色のグラデーションになるため、人にとってなじみ深く、心地よさを感じられる、安心感のある色の調和になります

 

類似色を使ったインテリアの例

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オレンジからグリーンのフルーツのようなビタミンカラーでまとめたお部屋になります。

類似色を組み合わせることで、元気ではっきりした色どうしも調和し、楽しげで生き生きとした印象になります。

 

パターン4:反対色


反対色のコーディネートは、色相環で向かい合っている色(反対色または補色という)を組み合わせる方法です。

【特徴】
・色の性格が対照的で、互いに相手を引き立てあうコーディネート法 

それぞれの色を鮮やかな反対色にすると、刺激のある配色になります。
刺激が強いと感じたら、無彩色や無性格色ベースにしたり間にはさむと、コントラストがやわらぎ調和しやすくなります。

彩度を抑えたり、反対色をメインとアクセントの関係の配色にすると、品よく仕上がりますよ。

 

反対色を使ったインテリアの例

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オレンジと青の反対色を使ったお部屋になります。

家具をこげ茶色でそろえているため、コントラストがやわらぎ調和を実現しています。

 

まとめ


以上、基本の配色についての紹介でした。

インテリアとして合わせにくい色でも、

・同系色
・同一トーン
・類似色
・反対色

の4つの方法を使えば、なじませることができるとわかりましたね。

「この色が好きだからとり入れたいんだけど…。」と悩んでいたら、ぜひ参考にしてみてください!

※色別インテリアテクニックについてはコチラ

 

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