あつ森で学ぶインテリア講座 カラー編【色別カラーテクニック】

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海外でみるような色のあるインテリアに挑戦してみたいと思ったことはありませんか?

思い切ったカラーテクニックは勇気もいるし、むずかしそうだと思いますよね。

でも、色ごとの特徴をおさえてインテリアにとり入れてあげれば大丈夫!

今回は、そんなオシャレなお部屋に仕上げられる、色別のカラーテクニックについて紹介します。

 

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色別カラーテクニック

赤のカラーテクニック

 

赤のパターン

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<色の特徴>

・明るく力強く情熱的な色
・色として存在感が強い
・光に当たると色調が強調される

<色のバリエーションとイメージ>

・淡い、鮮やかな赤:明るさ、躍動感
・濃い赤:落ち着きや秘めた情熱
・濁った赤:暗い雰囲気

<インテリアでの使い方>

赤をインテリアとして使う場合は、少量で印象的に使うのがオススメです。

というのも、色として印象が強いため、鮮やかな赤はまぶしく感じたり心理的に安定しなくなる場合があります。
そのため、純色に近い赤は広い面積ではなく、狭いスペース向きになります

濃い赤になると落ち着いてきますが、それでも強く印象に残ります。
赤を多く使いたい場合は、少し黒みがかった色調や紫系を選びましょう

また、光にあたると色調が強調されるので、日のあたらないスペースに向いています。

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オレンジのカラーテクニック

 

オレンジのパターン

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<色の特徴>

・活動的で健康的な色
・膨張色で覚醒色

<色のバリエーションとイメージ>

・黄色に近いオレンジ:より活動的、食欲を感じさせる
・赤に近いオレンジ:ダイナミックな趣
・白が入ったオレンジ:さっぱりさわやか
・黒が入ったオレンジ:活動の終わり、落ち着き、やすらぎ

<インテリアでの使い方>

濃淡にかかわらず活動的なイメージで覚醒色でもあるので、寝室よりもダイニングなどに向いています。

寝室に使いたい場合は、ダークなオレンジだと落ち着き感がでるので覚えておきましょう。

また、暗めの照明にはオレンジの壁もよく合います。

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黄のカラーテクニック

 

黄のパターン

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<色の特徴>

・飛び出して見える膨張色
・意識を刺激する色
・覚醒、活動色

<色のバリエーションとイメージ>

・白が入った黄:よりさわやか
・黒が入った黄:落ち着き

<インテリアでの使い方>

黄色はよく目立つ色なので、カジュアルなスペースに向いています

そのため、カントリーなインテリアとの相性がいいです。

逆に、シャープさが欲しい場所や、寝室など沈静の必要なスペースには不向きになります。

省スペースならアクセントとして優秀ですが、広い範囲にあると落ち着かないので気をつけましょう。

淡い黄なら暗闇や日光にとけ込むので、どこにでも使えますよ。

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緑のカラーテクニック

 

緑のパターン

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<色の特徴>

・躍動的でありながら、やすらぎ感がある
・どんな色とも合う
・心がやすまる沈静色

<色のバリエーションとイメージ>

・黄に近い緑:よりさわやかで躍動的
・青に近い緑:沈静感が増し、落ち着き、暗い雰囲気
・白が入った緑:甘い印象
・黒が入った緑:うっそうとした森のような暗さ

<インテリアでの使い方>

緑は植物を連想させるため、どんな使い方をしても違和感がでません

ただし、沈静色なので、使う量が多いと気分が沈むこともあります。気をつけましょう。

また、ナチュラルな色のため、シャープな印象にならない点も覚えておきましょう。

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青のカラーテクニック

 

青のパターン

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<色の特徴>

・引っ込んで見える後退色かつ沈静色
・暑いところでは心地よく、寒いところでは暗い印象

<色のバリエーションとイメージ>

・白が入った青:空の色で、甘さのあるさわやかさ
・黒が入った青:海の色に近く、より後退感が

<インテリアでの使い方>

青は鎮静作用が働きやすいので、使う場所の検討が大切になります。

特にはっきりした青を広いスペースに使うと、鎮静作用が働きすぎて意欲が減退することもあるので要注意です。

気温により印象も変わるので、日陰よりは明るく日の当たる場所に使うのがオススメです。

また、暗めの青は後退感がでるので、奥行きの演出や、狭さを感じにくい部屋づくりなどのテクニックに使えます。

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紫のカラーテクニック

 

紫のパターン

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<色の特徴>

・高貴や神秘、瞑想などの印象
・種類のすくない希少色
・暖色、寒色どちらにも属さない中性色
・インテリアとしては他の色との調和がむずかしい

<インテリアでの使い方>

グラデーションを意識するか、隣接する赤紫や青紫を組み合わせた王道の方法で使いましょう。

この方法なら、調和しにくい紫でも品よくまとめることができます。

また、白・グレー・黒の無彩色とも問題なく合わせることができます。

補色関係にある緑や黄では、どちらも目立ってしまいます。

紫のイメージを生かしたいなら、ナチュラルカラーを含めて、ほかの色と合わせないようにしましょう。

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ピンクのカラーテクニック

 

ピンクのパターン

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<色の特徴>

・色相環にない色
・やさしい印象
・どんなインテリアにも向く

<色のバリエーションとイメージ>

・淡く白いピンク:幼さや幼稚
・グレー&紫、濃いピンク:大人びた、モダン、地味

<インテリアでの使い方>

インテリアとしてはグレーがかったピンクが使いやすくてオススメです。

どのピンクもやさしくやわらかなイメージですが、ベビーピンクなどの淡く白っぽい色だと幼い印象になってしまうので、その点は注意しましょう。

大人っぽく仕上げるには、グレーや紫がかったピンク、濃いピンクを使うといいでしょう。

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茶のカラーテクニック

 

茶のパターン

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<色の特徴>

・色相環にない色
・ベースカラーにもアクセントカラーにもなる万能色
・暖色ではなく中性色

<色のバリエーションとイメージ>

・濃い茶:ナチュラルイメージ

<インテリアでの使い方>

ほかの色との相性が非常によいので、組み合わせて使いましょう。

1つ気をつけたいのが、茶同士でも合わないことがあること。

とくに、あたたかみのある色とクールな茶の組み合わせは、垢抜けない印象になるので気をつけて。 

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白・グレー・黒のカラーテクニック

 

白・グレー・黒のパターン

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<色の特徴>

【全体】

・中性色
・性質、個性がなく、組み合わせる色で個性が生まれる

【白】

・光を一番反射し、明るくさわやかな印象
・素材の性質を際立たせる

【グレー】

・淡くないグレーは、隣接する色を引き立てる
・濃いグレーは黒に近い性質をもつ

【黒】

・隣接するものを際立たせる
・暖色、寒色ともに合わせると黒もそのイメージになる

<インテリアでの使い方>

【白】

広い範囲に白を使うと、光を反射して明るくさわやかなイメージに仕上げてくれます

しかし、物がはっきりと見えてしまい、素材の良しあしも目立つようになります。

白を使う場合は、その素材にも気をつけて選んであげましょう。

【グレー】

グレーには隣接する色を引き立ててくれる作用があります。

しかし、濃すぎるグレーは黒に近い性質になるので、色がしつこくなることもあります。

黒の代わりに使うと、黒よりも微妙なニュアンスを出せますよ。

【黒】 

黒は隣接する色の仲間になるので、インテリアの色が強調されて、より印象強くすることができます。

光沢によっても印象が変わり、光沢があるとつややかに、マットだとラフなイメージになるので、うまく使い分けましょう。

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以上、色別のカラーテクニックについての紹介でした。

同じ色でも、濃淡や白や黒が入ることで印象が変わるので、その特徴を生かしたお部屋づくりが大切だとわかりましたね!

色については他の記事でも紹介しているので、よかったらそちらも読んで参考にしてみてください。

 

◆あわせて読みたい!◆ □ あつ森で学ぶインテリア講座 カラー編【色の「しくみ」と「個性」】
□ あつ森で学ぶインテリア講座 カラー編【4つの配色基本パターン】

 

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