みなさんは、日ごろからお野菜食べられていますか?
近年は健康志向も広まり、バランスの良い食事を心がけている方も多いと思います。
しかし、野菜が苦手な人にとっては、毎日の食事で多くの野菜をとるのはとても困難ですよね。
野菜を少しでも食べれるようにするにはどうしたらいいか、現在も野菜嫌いなわたしが、少しでも克服できるきっかけとなった実体験もあわせて克服方法を紹介するので、よかったら参考にしてください!
どうすれば野菜を食べられるようになれるか
1:細かくカットする
野菜が大きいとそのぶん噛む必要があり、野菜の味をダイレクトに感じてしまいます。そうならないためにも、野菜は細かくして調理しましょう。
みじん切り~ペーストあたりだと、火も通りやすく、見た目もごまかしやすいのでオススメです。
ただ、毎回の料理でみじん切りにするのは大変ですよね。
そんなときは「みじん切り器」を使えば、とてもラクにみじん切りができます。
ハンドルを引っ張るだけで、簡単にみじん切りにしてくれるので非常に重宝しています。
いろんな野菜を大まかに切ってから、これに入れてブンブンするだけでいいので、かなり手間が省けます。
力もそこまで必要じゃなく、みじん切りにするときのケガの心配や食材の飛び散りを気にしなくて済むので、野菜嫌いでない方にもオススメの調理グッズです!
いろんな野菜を粗みじん切りにして少なめの水で煮た「野菜スープの素」をたくさんつくって冷凍保存しておけば、野菜スープはもちろん、カレーやミートソースなど、いろんな料理に活用できて時短にもなるので良かったら試してみてください!
2:柔らかくなるまで加熱する
野菜が苦手な人は、野菜特有の食感が嫌いという場合があります。
わたしもその一人で、生のシャキッとした食感が苦手です。
食感が苦手な場合は、柔らかくなるまで煮てあげると気になりにくいです。
このとき注意したいのは、トロトロになるまでしっかり煮てあげること。
中途半端な加熱では、シャキッとした食感が残る野菜もあるので気をつけましょう。
圧力なべや炊飯器を使って調理すればお手軽で、光熱費も節約できるのでオススメですよ。
3:味付けで野菜自体の味をわかりにくくする
野菜特有の味が苦手なら、野菜の味が感じにくくなる味付も活用しましょう。
わたしの場合、サラダ系はゴマドレッシングやバンバンジーの味付けだと食べやすいです。
あと、和食の煮物系も比較的食べやすいです。
味だけでなく、香りを消してあげるのも効果的です。
野菜の香りをなくすにはスパイスやハーブ系を使うのですが、便利なのがカレー粉です。
野菜スープに少し加えてあげるだけで、セロリなどの香りもだいぶ軽減できて、食べやすくなりますよ。
4:新鮮な野菜を選ぶ
野菜は鮮度がいいものや、採れたてのものを見分けて選ぶようにしましょう。
とくにサラダ系は鮮度が大切です。
時間が経ったサラダって、すごく苦い味がしませんか?
そこだけでも気をつけてあげると、苦味を防ぐことができます。
野菜の鮮度は、こちらのサイト【おいしい野菜の見分け方15選 | ぱくベジ】に紹介されているので、よければ買い物するときに参考にしてみてください。
また、すこし異なりますが、こだわり生育や生産地の野菜を選ぶのも、きっかけづくりにいいですよ。
子どもの頃、瓶に入った高めのニンジンジュースが気になって買ってもらったことがありました。
おそるおそる飲んでみたら、すごくおいしくて何度もねだったことがあります。
よーく味わうとニンジン臭さを少し感じたのですが、それよりも甘さや美味しさがまさって、ごくごくいけましたね。
最近では「食べチョク」といった、こだわりの野菜を生産者からご自宅まで直接届けてくれる、宅配サービスがあるので、近くで新鮮な野菜が手に入らない方は利用してみる価値ありです!
1種類~旬の野菜セットなど好みで選べ、自身の都合に合わせて購入することができます。
期間限定のクーポンや割引、おためしなどもあるのでお見逃しなく!
\こちらから食べチョクサイトへ/
5:食べられる野菜や調理法を知る
好きな野菜や調理法を自身で整理して、積極的に取り入れるようにしましょう。
野菜が嫌いといっても、さすがにすべての野菜が食べられないという方はほとんどいないと思います。
また、調理法によっては食べられるものもあったりしますよね。
その点をしっかり整理して、食べられるものは積極的に食べるようにしましょう。
わたしの場合は、穀類も含みますが、
トウモロコシ、ジャガイモ、大根、サツマイモ、ゴボウ、カボチャ
この辺りなら、どの調理法でも抵抗なく食べることができます。
また、ほかのお野菜も柔らかく煮ることで、食べられるようになるものが多くあります(ニンジン・キャベツ・玉ねぎ・白菜・もやし・パプリカ・ナス・ブロッコリー・ネギなど)。
そのため、周りに野菜嫌いの方がいる場合は、一度どのような野菜・調理法なら食べられるか聞いてみましょう。
その方法をほかのお野菜でも試してあげると、もしかしたら食べられるかもしれませんよ。
6:野菜単品で食べない
野菜だけだと味がダイレクトに伝わるので、お肉やお魚など、野菜以外の食材を組み合わせてあげることで、味にコクやうま味などが加わり食べやすくなります。
わたしがよくやるのは、
・サラダに茹でてほぐした鶏むね肉
・野菜スープにツナ缶
ですね。
あわせる食材として万能だと思うのは、ツナ缶ですね。
・うま味がしっかりしている
・細かくて全体にいきわたりやすい
・多くの野菜とマッチする
・長期保存が可能で、ストックしておけばいつでも手軽に使える
などメリットが多いので、よかったら試してみてください。
ほかの食材でうま味を足して、一口に入る野菜の量を減らしてあげるのがポイントですよ。
7:美味しいと話題のお店の料理を食べてみる
これは少しリスキーな方法ではありますが、美味しいと話題のお店のものを食べてみるやり方もあります。
野菜嫌いといっても、単に食べず嫌いだったりすることがあります。
わたしが大学生のときに、「赤から」という鍋で有名なお店に友人と食べに行くことがありました。
当時のわたしは家で出ていた鍋ですら食べられなかったので、食べられるか不安でした。
しかし、自分だけ食べないのも空気を悪くしてしまうので、意を決して食べてみたら野菜独特の嫌な味がせず、「美味しい!」と感動しました。
それ以来、冬の時期は家で赤から鍋を作るようにしています。
スーパーでも赤から鍋つゆが販売されているので、いつも冬の時期はお世話になっています。
味についてですが、辛いけどキムチ鍋とは違い、甘みやコクがあって酸味は控えめで非常に美味しいです。
わたしがもやしとニラが食べられる、唯一の調理法です。
食感が苦手な人は、野菜をとても柔らかくなるまで煮込むのがポイントです。
〆のチーズリゾットも絶品なので、ぜひ一度試してもらいたいです。
小さなお子さんがいるご家庭や、辛いのが苦手な方は、辛さを調整できるスティックタイプがオススメですよ。
8:自分で野菜を調理してみる
ここまでの方法を踏まえた上で、自分の好みの野菜や調理法で料理をすることで、食事に野菜をとり入れやすくなります。
外食だと嫌いな原因が多くて、頼むものが片寄ってしまうんですよね。
だったらいっそ、自分の好きな方法で調理すれば嫌いな要因をなくせるので、野菜に対する抵抗が少なくなり、食べやすくなります。
あとは、食材を残す罪悪感もあるので、完食する使命感も生まれますね。
9:野菜の栄養を数値で知る
これはかわった方法ですが、野菜の栄養情報を数値で学ぶやり方です。
数値で栄養があることを知ると、「食べた方がいいじゃん!」と気づいて食べられるようになったことがあります。
普段、理屈で考える人には効果的かもしれません。
野菜の栄養を知るのに、非常にためになったのがこちらの本です。
こちらの本、野菜の成分表だけでなく、保存方法や栄養素の情報、ほかの食材との食べ合わせでどんなメリットがあるかも紹介されていて、とても勉強になります。
パセリにどれだけ食物繊維が含まれているか知っていますか?
私はこの本を読んでから、パセリを残さないようになりました。
よかったら、みなさんも手に取られてみてはいかがでしょうか?
以上が、野菜嫌いが教える野菜の克服方法でした。
わたしが小学生のときは、千切りキャベツや煮た野菜ですら食べられなかったので、そのころに比べるとだいぶ進歩したなーと思います。
今回紹介した方法はすべて実践していることなので、なにかしら効果があってくれると嬉しいです。
大人になってから、食べられるようになった野菜もあるので、あせらず長い目でゆっくり克服していけばいいと思いますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ほかにも関連の内容を紹介しているので、そちらも読んでいただけると嬉しいです!