潰瘍性大腸炎で脂質を抑えた食事制限が必要になると、今まで食べていたものが食べられなくて買い物や料理で苦労しますよね。
今回は活動期だけどある程度症状が落ち着いてきた方に向けて、スーパーやドラッグストアで買えるおすすめしたい食品を少しですがまとめました。
よかったら今後の食事や料理に役立ててください!
※潰瘍性大腸炎の症状には個人差があるので、現在の体調や医師と相談した上で少量から試して、体調に影響が出ないか確認しましょう。
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スーパーで買える!脂質10g以下のおすすめ食品
※記事内の価格は購入当時の値段になります(セール価格含む)。また、店舗や時期によって品ぞろえや値段が異なります。ご了承ください。
1:キンレイ ご当地麺具付き喜多方醤油ラーメン
冷凍のスープと一体となったラーメンやうどんで有名なキンレイから発売している「具付きのご当地冷凍ラーメン」で、レンジで手軽に本格的なラーメンが楽しめるのが魅力です。
脂質は1食あたり6.0gで、よく見かけるお水がいらないシリーズと違って、お湯を用意する必要があります。
袋の中はスープと具付きの麺が入った2つの袋が入っていて、調理法はレンジとお鍋の好きな方を選べます。
今回はレンジ調理で作ってみました。
麺は太めの平麺?でとてもツルツルしていてのどごしがよく、コシをしっかり感じられてお店で食べているような美味しさでした!
チャーシューも小さめながら食べてみると存在感があり、変な味・食感などしない美味しいチャーシューで、醤油味のスープも麺にとても合っていて美味しかったです。
スーパーのセール品で、税込214円+100ポイントプレゼントで売っていたので、もっと買っておけばよかったと後悔しています。
ちなみに、同じシリーズで札幌味噌や和歌山豚骨醤油味もありましたが、味噌は唐辛子が少し入っていて、豚骨醤油は脂質が10gとギリギリだったので、個人的には避けた方がいいと思い買いませんでした。
キンレイ公式サイトを確認したところ、2023年10月末時点でこのシリーズは商品一覧に掲載されていなかったので、販売しているところは少ないかもしれません。
値段は上がりますが、お湯の必要がない喜多方ラーメンもありますし、同じシリーズのうどんも美味しかったので、冷凍庫にストックしておくと便利ですよ。
2:オーマイ レンジでカルボナーラ
レンジで30秒温めるだけでOKなカルボナーラソースで、1食あたりの脂質は5.2gです。
お湯を沸かす必要がなく、レンジですぐにできあがるところが魅力で、加熱して袋を開けるとチーズと燻製の食欲をそそるいい香りがします。
温めたカルボナーラソースは黄色味でシャバシャバではなくとろみがあって、クリーミーさを感じられました。
具のベーコンは少なくパスタと一緒に食べると存在感がありませんが、ソースがちょうどいい~少し濃いくらいの味付けで、黒コショウも程よくきいていて最後まで美味しくいただけました。
普段あまりカルボナーラを食べないので味の判断が正しいかわかりませんが、ドラッグストアで100円ほどで売っていて、この手軽さで脂質も5.2gならかなりありだと感じました。
同じシリーズのミートソースも買いましたが、具が少なくトマト味の別の何かを食べているような印象だったので、手軽さを考慮してもリピートしないかなといった感想です。
3:至福の食卓 マルちゃん焼きそば 濃厚お好みソース味
もっちり太麺のマルちゃん焼きそばで、脂質は1食あたり2.8gと想像よりも控えめな値です。
麺は太めのもちもち、コシは炒めすぎたせいか弱めでしたが、甘めのソースがよく絡んで味も濃すぎない美味しい焼きそばでした。
具は冷蔵庫に余っていた副菜や食材を入れて適当に作りましたが、目玉焼きの卵黄を麺と絡めるとすっごく美味しかったので、目玉焼きはぜひトッピングしてください。
4:丸大食品 チキンハンバーグ
どこのスーパーでも見かける、定番のチキンハンバーグです。
1つあたりの脂質は5.0gで、豚や牛を使ったハンバーグとは少し違いますが、お弁当に入っていると嬉しいやわらかめのハンバーグで、ソースもよく合って美味しいです。
ご飯が進むハンバーグですが、パンに合わせるのもおすすめです。
脂質が低めのパンとポテトを合わせれば、脂質10gほどのお手軽ハンバーガーセットも作れちゃいます。
5:大塚食品 ボンカレーゴールド 甘口
レトルトカレーでおなじみの、ボンカレーゴールドの甘口です。
一人前の脂質が6.1gとレトルトカレーの中では抑えめで、甘口だとカレー粉以外に刺激となりそうな香辛料が入っていないので、症状がだいぶ落ち着いている方なら試してみる価値がある商品です。
小学校の給食を思い出すような優しい味わいで、具もしっかり入っていて、甘口でもカレーらしさを感じる美味しさで気に入っています。
レンジ調理で温められる手軽さもよく、毎日食べてしまいそうになりますが、念のため週に1回までと決めて食べるようにしています。
保存もきくので、体調に影響がなければ、いざというときの非常食としてストックしておくのもおすすめです。
6:ハウス シチューミクス クリーム
ブイヨン感のあるうまみが特徴の顆粒タイプのシチューの素です。
1皿あたりの脂質は3.0gとルータイプに比べると抑えめで、低脂肪牛乳で作れば低脂質のシチューを楽しめます。
コンパクトタイプだと3皿分/1袋に分けられていて、顆粒なので少量作る場合でも微調整しやすく、カルボナーラやクリームパスタ、グラタンやホワイトソースなど、クリーム系の料理にアレンジして使えるのもおすすめポイントです。
できあがったシチューは、ルーで作ったものと変わらない美味しさで、脂質を抑えつつ美味しいシチューが食べられて感動しました。
やっぱり脂質が心配…という方は、一皿あたりの脂質が1.8gで特定原材料7品目不使用のタイプが売っているので、そちらを検討してみてください。
7:ハウス食品 プリンエル
付属の粉と牛乳を温めながら混ぜて、冷蔵庫で冷やすだけで簡単にプリンが作れる商品です。
プリン1個分あたりの脂質は0.3gと非常に低く、低脂肪牛乳で作れば低脂質なプリンをおうちで楽しめます。
今回は低脂肪牛乳の代わりに、スキムミルクを水で溶いた疑似低脂肪牛乳で作りました。
完成したプリンはねっとりとした口当たりで、プッチンプリンや硬めのプリンとも違う食感でした。
味はそこそこ甘く、プリンな感じもするしカスタード風味の別のお菓子のようにも感じましたが、美味しかったです。
水分量を変えたり、冷やした後になめらかにすれば、カスタードクリームの代わりに使えそうな感じがしました。
プリンエルは通常とプチの2種類ありますが、出来上がる量が4個分か3個分かの違いなので、お好きな方で大丈夫です。(プチは100円均一ショップで販売しています。)
簡単に作れるので、プリンが食べたくなったらぜひ参考にしてください。
同じシリーズで「プリンミクス」という非常に似た商品(お湯と水で作れて、プリン1個分あたりの脂質が1.8g)があるので、購入の際はご注意ください!
おわりに
以上がスーパーで買える、脂質10g以下のおすすめ食品でした。
普段の食事で使っている商品も過去に紹介しているので、よかったらそちらも参考にしてください。
ほかにも潰瘍性大腸炎に関する記事を書いているので、よかったらのぞいてもらえると嬉しいです。