潰瘍性大腸炎でも食べられる低脂肪ティラミスレシピ【簡易版】

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低脂肪ティラミス_タイトル

「潰瘍性大腸炎活動期中でも、安心して食べられる美味しい洋菓子が欲しいなー」と思ったのがきっかけで作り始めたティラミスの紹介です。

これまで試行錯誤した結果、低脂肪でも美味しいティラミスが完成したので、簡易版としてレシピを紹介します!

よかったら最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 


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潰瘍性大腸炎でも食べられるティラミスレシピ【簡易版】

<材料>

<器具>

  • ハンドミキサー
  • キッチンペーパー2枚
  • ポリ袋1枚
  • ゴムベラ
  • 茶こし
  • 耐熱ボウル
  • ボウル
  • ザル

 

今回のレシピはハンドミキサーが必須なので、もっていない方は家電量販店やインターネットで探してみましょう。
(店舗によっては置いていない場合もあります。)

<おすすめハンドミキサー>

 

1:水切りヨーグルト作り


※一部画像は前回のものを流用しています。

  • ボウルとボウルより一回り大きいザルを用意して、ボウルが下になるようにかさねます。

  • ザルにキッチンペーパーを1枚敷いたらヨーグルト200gを入れ、ペーパーの端で包みます。

  • もう1枚キッチンペーパーを上にかぶせたら、ポリ袋に水を入れて口をよく縛り、ヨーグルトの上に乗せておもりにします。

潰瘍性大腸炎_ティラミス_ヨーグルト

  • 上画像のようにできたら冷蔵庫に2~3時間ほど置いて、水が切れるのを待ちます。
    ※ホエイが溜まるので、途中で一度ボウルのホエイを除いてください。

 

ボウルとザルのサイズ感はこんな感じです。

潰瘍性大腸炎_ティラミス_ヨーグルト2

 

 

2:牛乳クリーム作り

  • 耐熱ボウルにマシュマロ25gと無脂肪牛乳50mLを入れたら軽く混ぜて、レンジで1分加熱してマシュマロを溶かします。
    ※マシュマロが溶けていなければ10秒ずつ様子を見ながら追加で加熱します。

  • 加熱したらゴムベラでよく混ぜて、冷蔵庫で固まるまで冷やし固めます。

  • 固まったらハンドミキサーでクリーム状になるまでよく泡立てます。(約10分)
牛乳クリーム_冷やしたあと
牛乳クリーム_泡立てたあと
左:冷やし固めたあと 右:泡立てたあと

泡立てるボウルは小さめでハンドミキサーが入る程度のサイズだと泡立てやすいです。

 

3:ティラミス生地作り

  • カステラの厚さが半分になるようにカットします。
    ※事前にカステラを冷凍しておくと切りやすいです。

  • カフェインレスコーヒーを20mlの水でよく溶かします。

  • 半分に切ったカステラにコーヒー液をしみ込ませたら生地は完成です。
    ※やわらかいので扱いに気をつけましょう。

 

4:ヨーグルトクリーム作り

  • 1で用意した水切りヨーグルトを牛乳クリームとは別のボウルに入れて、そこへ練乳10gを加えたら、ゴムベラでなめらかになるまでよく混ぜます。

  • なめらかになったヨーグルトに2で作った牛乳クリームを3回にわけて入れて、泡がつぶれないよう切るように混ぜます。

ヨーグルトクリーム

 

  • 手ごろな容器に、カステラ生地半分⇒ヨーグルトクリーム半分⇒残りの生地⇒残りのクリームと段になるように入れていきます。

  • 最後に茶こしなどでココアパウダーを少量振るいかけて、冷蔵庫で30分ほど冷やしたら完成です。
    ※ココアパウダーをかけすぎると舌触りがイマイチになるので、かけすぎないように注意!

低脂肪ティラミス

低脂肪ティラミス2

 注意

生ものなので冷蔵庫で保存しながら、翌日までには食べきりましょう。

 

味の感想とレシピの改善点


味の感想としては、ヨーグルトの量を半分に減らして牛乳クリームを加えることでよりティラミスの味に近づきました!

クリームはふわふわ&シュワシュワしていて、マシュマロに入っているゼラチン効果で時間が経っても泡が残っていました。

低脂肪ティラミス3

 

今回のレシピでは

  • ヨーグルトを減らしてヨーグルト風味を和らげる

  • メレンゲの代わりに牛乳クリームを使って少しでも日持ちさせる

上記の2点を改善してみました。

 

ヨーグルトを減らしてその分を牛乳クリームで補ったため、以前のヨーグルト風味が和らぎ、クリームチーズに近い風味になりました!

 

また、前回はメレンゲを使ってふんわり食感を出していましたが、卵だと日持ちしないのがネックでした。

そこで、メレンゲを牛乳クリームにすることで、ふんわり感を出しつつ日持ちさせることに成功しました!

ただ、その分ハンドミキサーが必要になってお手軽感は薄れちゃいましたね…。

 

 

今回の改善でかなりティラミスに近づいたので、簡易版なら今回のレシピで完成!にしようと思います。

あとは甘さやコーヒー液の微調整になってくるので、ここからは本格的な検証が必要になりますね。

味にこだわるなら、マシュマロをゼラチンにして甘味を微調整したり、カステラもノンオイルシフォンケーキを手作りしたり…などお手軽感が減るので、ここから先は慣れている人向けな気がします。

 

これからはより本格的な味を目指して試行錯誤していきます。

 

カロリーや脂質について


商品によって値は変化しますが、カロリーや脂質を計算してみました。

 
カロリー
脂質
ビヒダスプレーンヨーグルト
脂肪ゼロ 200g
23kcal 0g
マシュマロ 25g 83kcal 0g
カステラ 2切れ 210kcal 2.4g
無脂肪牛乳 50mL 18kcal 0.1g
練乳 10g 32kcal 0.8g
カフェインレスコーヒー 2g 0kcal 0g
ココアパウダー 小さじ1(約2g) 5kcal 0.4g
合計 371kcal 3.7g

 

完成品のカロリーは約371kcal脂質は3.7gでヘルシーかつ低脂質に仕上がりました!

すべて一人で食べてもおにぎり2個分ほどなので、ダイエット中などカロリーを抑えたい方にもおすすめのレシピになっています。

 

よかったら作ってみてください。

 

製作裏話や今後について


レシピ製作にあたって非常に参考になったのが、Youtubeにある「料理教室のBonちゃん」さんの動画です。

URL:https://youtu.be/g7x87QNX6e4

動画で紹介している無脂肪牛乳とゼラチンを使ったクリームは、低脂肪のお菓子作りにおいて革命的なレシピでした。

今回は簡単に作れるようにゼラチンをマシュマロで代用しましたが、材料や時間があるならきちんとレシピ通りに作った方が甘さの調整もできて、より本格的に仕上がりますよ。

ココアパウダーを加えればチョコ風味になりますし、ティラミス作り以外にも使えるのでおすすめです!

 

余談になりますが、今回のティラミスは試作もかねて2倍量で作っていたのでクリームが余ったんですよね。

それでカステラと組み合わせたらケーキっぽいものができるんじゃないかと思い、作ってみました。

余りものケーキ

結果としては、それぞれの味が主張しすぎて美味しくありませんでした…。

クリームはマシュマロの甘さが目立つし、カステラもそれに負けじと甘く風味も残ってしまい、全体的に調和していませんでした。

「うまくいけばこれでクリスマスケーキを!」…なんて考えていましたが甘かったですね💦

牛乳クリームをゼラチンから作って、カステラをノンオイルシフォンケーキにしたら良くなりそうな気がするので、ティラミス作りのかたわらでこちらも進めていけたらと思います。

 

今後の展望としては、

今回のレシピの改良点


✔ 甘さやコーヒー液などの微調整

✔ 牛乳クリームをマシュマロではなくゼラチンで作る

✔ カステラをノンオイルシフォンケーキにしてみる

上記3点を中心に改善していこうと考えています。

 

頻繁に食べられないので進捗は遅くなりますが、これからも美味しいティラミス目指して頑張っていくので、応援していただけると嬉しいです!

 

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