潰瘍性大腸炎で炎症が起きている時期は食事制限が必要になって大変ですよね。
多くの食品が制限されるので、今まで食べられていたものが食べられなくて買い物や料理で苦労します。
そこでスーパーやネットで買える、潰瘍性大腸炎の方におすすめしたい食品を少しですがまとめました。
よかったら今後の食事や料理に役立ててください。
※潰瘍性大腸炎の症状には個人差があるので、医師と相談した上で少量から試して、体調に影響が出ないか確認しましょう。
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スーパーやネットで買える潰瘍性大腸炎向けおすすめ食品
1:キューピーライト
潰瘍性大腸炎の料理でよくお世話になっているのが、キューピーのマヨネーズタイプ調味料「キューピーライト」です。
大さじ約1杯(15g)あたりの脂質が1.5gと、通常のマヨネーズの11.2gと比べてとても低いのが特徴です。
使い過ぎは厳禁ですが、タマゴサンドやポテトサラダなどの通常では制限となるレシピが作れるようになるので、とてもありがたいです。
2:カレーの王子さま 顆粒
1歳のお子さまでも食べられる、安心安全・低刺激の顆粒タイプのカレーです。
1袋:2皿分(15g)あたりの脂質は1.3gとルータイプに比べて低いです。
潰瘍性大腸炎において、カレーは香辛料とルーや調理に含まれる油が刺激となるので避けるべきメニューですが、「カレーの王子さま」は低刺激で辛くないので、症状が軽いときや寛解期になったばかりのときにおすすめです。
おなじシリーズでハヤシタイプもあるのでよかったらそちらもどうぞ。
※ハヤシの脂質は1袋:2皿分(15g)あたり1.0gです。
3:特定原材料7品目不使用 シチューミクス
特定原材料7品目<小麦・乳・卵・落花生(ピーナッツ)・そば・えび・かに>を使っていない、粉末タイプのシチューミクスです。
1袋:2皿分(35g)あたりの脂質は3.6gとルータイプに比べて控えめです。
シチューは低脂肪牛乳や小麦粉・コンソメなどを使って作れますが、もっと手軽に作りたいときにおすすめです。
パン粉をのせたグラタンやクリームパスタといったアレンジも簡単にできますよ。
4:マルタイラーメン
ラーメンが食べたくなったときに重宝する「棒ラーメン」です。
インスタント麺と違って麺を揚げていないので脂質が低く、価格も安いのがポイントです。
※1食(82g)あたりの脂質:2.6g(調味油含む値)
スープの素(粉タイプ)と一緒に調味油が入っていますが、念のため調味油は入れずに作ります。
調味油を入れないと風味は少し落ちますが、手軽にラーメンをいただけるのでよかったら参考にしてください。
スーパーだと乾麺のコーナーに置いてあることが多いですよ。
5:ノンオイルドレッシング
生野菜は消化に負担がかかるので頻繁には食べませんが、サラダが食べたくなったときに重宝するのがノンオイルドレッシングです。
お豆腐にかけても美味しいので、いつもの味に飽きたら試してみる価値ありですよ。
6:素材まるごとグラノラ 脂質ハーフ 香るフルーツ
個人的にオススメしたいフルーツグラノーラです。
潰瘍性大腸炎活動期中に、せんべい以外でなかなか味わえないザクザク食感を楽しむことができる貴重な食品です。
低脂肪牛乳や無脂肪牛乳をかけて食べますが、何もかけずにそのまま食べても美味しいです。
脂質は1食分(40g)で1.5gとかなり低く、ビタミンや鉄分、葉酸などの栄養素を摂取できるのも魅力的です。
朝ごはんにはもちろん、おやつやデザートとしてもおすすめなので、気になったら試してみてください。
初めて食べたとき、「手軽でこんなに美味しいものがあったんだ…!」と感動しました。
7:カフェインレスコーヒー・紅茶
カフェインの含有量が少ないコーヒーと紅茶です。
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは、腸の刺激となり炎症を悪化させる可能性があるため、潰瘍性大腸炎では控えた方がよいと考えられています。
それでも嗜好品であるコーヒーや紅茶は飲みたくなりますよね。
そんな方はカフェインを取り除いた、カフェインレスのコーヒーや紅茶がおすすめです。
カフェインの含有量が少ないので我慢する必要がなくなり、寝る前に飲んでも睡眠を妨げずリラックスできるのも魅力です。
各メーカーからさまざまなタイプのカフェインレスコーヒー・紅茶が販売されているので、ぜひ自分好みのものを探してみてください。
おわりに
以上がスーパーやネットで買える、潰瘍性大腸炎の方におすすめしたい食品でした。
食事制限は苦労することが多く大変ですが、市販の商品を上手に使って食事を楽しんでいきたいですね。
ほかにも潰瘍性大腸炎に関する記事を書いているので、よかったらのぞいてもらえると嬉しいです。