使ってわかった圧力鍋のメリットと選び方!【潰瘍性大腸炎】

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圧力鍋のメリット&選び方_潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎で症状が悪化している時期は、食事制限が必要になり自炊をすることも多くなるのですが、そんなときに役立つ調理器具が「圧力鍋」!

短い時間で食材をやわらかく調理できて、腸への負担も軽減してくれます。

ここでは実際に使ってわかった圧力鍋の魅力と、選ぶときの基準を紹介しています。

購入を悩んでいる方はぜひ参考にしてください!


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使ってわかった圧力鍋のメリットと選び方!

実際に使ってわかった圧力鍋のメリット


1:鍋で煮込むより短時間でトロトロにできる

圧力鍋_やわらか

潰瘍性大腸炎では野菜など食材がやわらかい方が消化の負担が少ないので、よく煮込むことが多いです。

圧力鍋を使うといつもの煮込み時間よりも短い時間で、タマネギやジャガイモはもちろん、かためのニンジンが舌で潰せるほどやわらかくなって感動しました!

お肉やお魚もやわらかく調理できて、料理のレパートリーも増えるので、非常に重宝しています。

 

 

2:時短と光熱費が節約できる

圧力鍋_時短&節約

一般的に圧力鍋を使うと普通の鍋とくらべて調理時間が最大1/3まで短縮できます。

時間が短くなれば、その分の光熱費も節約になるので、時短と節約を同時に叶えてくれるのが嬉しいですね。

一日にまとめて料理を作ることが多いので、時短できてコンロをすぐに空けれるのも地味にうれしいです。

 

 

3:思っていたより簡単に使える


はじめは使い方がむずかしいのかなと思っていたのですが、使ってみると案外簡単でした。

一般的な圧力鍋の場合、

  1. 食材を入れたらフタをして圧力鍋を加熱

  2. 加圧が始まったら弱火にして、レシピに書かれている時間までじっくり加熱

  3. 指定の時間になったら火を止めて放置

  4. 圧力が下がったのを確認してフタを開けたらでき上がり

上記のような流れで調理が完了します。

洗い物も、いま使っているモノだとパーツが少なく洗いやすいので、煮込み時間の短縮を考慮するとたいした手間ではありませんね

 注意

慣れるととっても便利な圧力鍋ですが、使い方を間違えると事故につながることもあるので、説明書をよく読んでからの使用が安心です。

各メーカーによって仕様は異なるため、それぞれの使い方や注意事項などを確認し、安全に配慮したうえで圧力鍋を使った料理を楽しんでください。

 

ちなみにいつも使っている圧力鍋は、ホームセンターにて3000円ほどで売っていた3Lのアルミ製になります。

いつも使っている圧力鍋

 

 

4:野菜の旨味と甘さが引き立ち、食べやすくなる

圧力鍋_野菜嫌い

圧力鍋で調理すると野菜本来の旨味と自然な甘さが引き立ち、お料理の味を一段階高めてくれます

食感もやわらかく食べやすくなるので、野菜嫌いなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。

煮込むことでカサが減り食べられる量が増えるので、野菜をたくさん食べたい方にもGood!

 

 

 

圧力鍋を選ぶときの判断基準


圧力鍋を選ぶときに失敗しないよう、いくつか判断基準を紹介します。

ぜひ自身にあった圧力鍋を見つけてください!

 

1:おもり式かスプリング式

圧力鍋_タイプ

圧力鍋には、圧力がかかったことを知らせる仕組みとして「おもり式」と「スプリング式」の2つのタイプがあります。

おもり式:おもりが揺れて音が鳴ったり、蒸気が出たりすることで圧力がかかったことを知らせる仕組み

スプリング式:圧力表示ピンの内部にバネが組み込まれており、圧力がかかるとピンが持ち上がる仕組み


おもり式は圧力がかかったタイミングを耳や目で教えてくれるので、はじめて使う方におすすめです。

 

スプリング式は音がほとんど出ず静かに調理できるのと、蒸気がほとんど出ないので、蒸気漏れを抑えられるのが魅力です。

夜中に調理したい人、小さい子どもがいる家庭や音に敏感な人におすすめです。

ただ、じわじわと圧力表示ピンが上がっていくので、圧力がかかるまで目が離せない点に注意です。

 

 

2:圧力調整機能があるか

圧力鍋_圧力調整機能

圧力の値はkPa(キロパスカル)で表示され、数値が高ければ鍋の中の温度も高くなり、より短時間での調理が可能です。

野菜の煮崩れを避けたいなら60〜80kPaの低圧、かたまり肉や魚など、かたい部分のある食材なら100kPa以上の高圧で料理するのがおすすめです。

いま使っている圧力鍋は調整機能がなくて、ジャガイモとタマネギは溶けてしまってニンジンしか形が残らない…なんてこともありました。


料理の見た目や食感もこだわるなら圧力値を2~3段階切り替えられる商品がおすすめです!

 

 

3:圧力鍋に使われている素材の違い

圧力鍋_素材

圧力鍋に使われている素材はおおまかに3種類あって、素材によって性能が違ってきます。

それぞれの違いを確認していきましょう。

 

①ステンレス製:冷めにくく、じっくり煮込む料理にぴったり


ステンレス製の圧力鍋は圧力がかかり始めるまでの時間が長いものの、1度熱くなると冷めにくく、保温力が高いのが魅力です。

火を消した後の余熱で調理ができるため、少しでも光熱費を抑えたい方におすすめです。

メリット
  • 保温性が高く、一度圧力がかかれば少ない火力で煮込むことが可能
  • 火を消した後の余熱で調理ができ、光熱費を抑えられる
  • 傷・黒ずみ・汚れがつきにくため、きれいな状態を長く保てる
デメリット
  • 熱伝導率が低いため、全体が温まるまでに時間がかかる

 

 

②アルミ製:軽くて早く熱が通るので、時短重視の人に


熱伝導率がよいアルミニウム製の圧力鍋は素早く熱が通り、短時間で調理することができるため、仕事や子育てで忙しい方に向いています。

メリット
  • 軽量で扱いやすい
  • 熱しやすく冷めやすいので、短時間で調理ができ、食後にすばやく片付けられる
デメリット
  • 酸性・アルカリ性どちらにも弱いので、黒ずみなど汚れが目立ちやすい
  • 一部オール金属対応のものをのぞいて、基本的にIHでの使用はできない
  • 「アルミニウム鋳物」のものはかなり重量があるため、見分けが必要

 

 

③多層構造:アルミとステンレス両方のよさを持つ


アルミやステンレスを重ねた多層構造の圧力鍋は、熱伝導のよさと保温性の高さの両方のよさを兼ね備えているのが特徴です。

メリット
  • アルミならではの熱伝導性とステンレス素材ならではの保温性が両立
デメリット
  • アルミ・ステンレス単体のものと比べるとやや高価で重い

 

いま使っているのはアルミ製で1回の使用で変色しましたが、そこまで重くなく洗いやすいので、見た目を気にしないならおすすめです。

 

 

4:IHに対応しているか

圧力鍋_IH

IHクッキングヒーターを使っている方は、IH対応の圧力鍋を選ばないと使えないので注意が必要です。

圧力鍋の多くは10年近く使用できるモノが多いため、ガスコンロを使っている方でも、今後IHの導入を検討している場合は、両方に対応しているモデルがおすすめです。

 

 

5:サイズや容量


圧力鍋は一般的な鍋と違って、実際に調理できるのは鍋の容量の2/3程度(豆類は1/3程度)なので容量には注意が必要です。

例えば、3L容量の圧力鍋の場合、実際に調理できるのは2Lになります。

加熱前の野菜だと嵩(かさ)があるので、思ったより入らないこともあります。

 

また、大きいサイズを選ぶと「時短」を実感できなかったり、重くなるため、作りたい量に合わせたサイズを選びが重要です。

洗いやすさや収納にもかかわってくるので、その点も一緒に判断しましょう!

 

3〜4人で使うなら、調理中の鍋の中が見やすくて、洗うのもラクな3〜4Lくらいのサイズがおすすめです。

いま使っているのは3Lですが、大きすぎず洗いやすくて収納にも困らないサイズなので気に入っています。(2~3人分・作り置き分を作ることが多いです。)

 

 

6:お手入れのしやすさ

圧力鍋_お手入れ

圧力鍋はパッキンやフタなどが付いており、鍋よりもパーツが多いため、お手入れのしやすさも判断基準になります。

お手入れをせずに放置すると故障の原因となるので、普段からキレイにしやすいモノを選びましょう。

なかには、鍋底に食材が焦げ付きにくいように加工を施したモノや、持ち手を着脱できるモノもあるので、目的に合うものを探してみましょう。

いま使っているタイプだと、洗うものは「おもり」「フタ」「鍋」「パッキン」の4つだけとシンプルで、アルミ製でそこまで重くないので助かっています。

 

 

圧力鍋と電気圧力鍋の違い

電気圧力鍋

圧力鍋を探していると、電気圧力鍋をみかけることも多いですよね。

そこで両者で何が違うのかまとめたので、参考にしてください。

  圧力鍋 電気圧力鍋
圧力 70~150kPa 70~80kPa
価格 4000円~ 10000円~
サイズ 小さめ 大きめ
ほったらかし調理 できない できる

 

電気圧力鍋は電気を使って加熱しますが、圧力鍋はコンロやIHヒーターを使用します。

加圧後にも煮詰めたり仕上がりを微調整できるのが圧力鍋の魅力ですね。

電気圧力鍋はほったらかし調理が可能なので、仕事やお出かけしている間に作れるのが魅力です。

以上の点から、普段からキッチンに立って料理していることが多い人には圧力鍋、外出が多くほったらかし調理をしたい人には電気圧力鍋がおすすめです。

 

 

通販サイトで人気の圧力鍋


大手通販サイトで人気の圧力鍋を目的に合わせて紹介するので、どれを買おうか悩んでいたら参考にしてください!

 

初心者向け


パール金属

クイックエコ 3層底切り替え式圧力鍋3.5L

 

タイプ おもり式 素材 多層(3層構造:ステンレス,アルミニウム,ステンレス)
容量 3.5L 対応熱源 ガス火,IH,ハロゲンヒーター,シーズヒーター,ラジエントヒーター,エンクロヒーター
最高圧力値 100kPa 圧力値調整 2段階:高圧100kPa・低圧60kPa
サイズ 全長38cm×幅21cm×高さ20cm 重量 2.0kg


こげつきにくく保温性に優れた3層構造で、低圧・高圧の2段階に圧力が切り替えられるため、食材や調理に合わせて調整できます。

オール熱源に対応していて、 凸凹が少なく、分解して洗うのもスムーズなので、初めて圧力鍋を使う方におすすめです。

 

◆ 口コミ紹介

 圧力鍋って思ったより簡単でした(3.5L)

そこそこの圧力をかけるので、鍋が重くて、使い勝手とか難しそうな印象でしたが、手軽に扱えて、洗うのも簡単。
大きさに悩みましたが、3.5Lで家庭で使う分には十分でした。
豆料理や煮込み料理に使う時間を短くしたくて買ったのですが、色々使えそうです。
大豆は、圧力をかけてから15分くらいで、レシピ通りで十分柔らかく煮れました。
肉や野菜は、柔らかくなりすぎるので少しコツが入りそうです。

 

 圧力鍋の魅力にハマってます!

玄米を炊きたくて買いました。
圧力鍋が恐くて使う事がなかった私ですが 使用してみたら簡単安全で節電も出来びっくりしました!
毎日煮物や煮込みと色々重宝しています。 手入れも簡単でお勧めです。

出典:https://www.amazon.co.jp

 

 

一人暮らし向け


パール金属

クイックエコ 3層底切り替え式圧力鍋2.5L

 

タイプ おもり式 素材 多層(3層構造:ステンレス,アルミニウム,ステンレス)
容量 2.5L 対応熱源 ガス火,IH,ハロゲンヒーター,シーズヒーター,ラジエントヒーター,エンクロヒーター
最高圧力値 100kPa 圧力値調整 2段階:高圧100kPa・低圧60kPa
サイズ 全長38cm×幅21cm×高さ16.5cm 重量 1.8kg

 

こげつきにくく保温性に優れた3層構造で、低圧・高圧の2段階に圧力が切り替えられるため、食材や調理に合わせて調整できます。

オール熱源に対応していて、 凸凹が少なく、分解して洗うのもスムーズなので、どんなタイプのキッチンでも安心して使えます。

 

◆ 口コミ紹介

 大きさがちょうど良く使いやすい。

一人暮らしで使うのにぴったりの大きさでした。
以前は大きいものを使っていたのですが、重かったので買い替えを 期に小さいものに変えて良かったです。
買い替え前もこちらのメーカーのものを愛用していたのですが、 底が丸く加工されていて洗いやすく掬いやすいように進化していたのが 思った以上に便利でした。

出典:https://www.amazon.co.jp

 

 

使いやすさ


T-fai(ティファール)

クリプソ ミニット デュオ ルージュ 4.2L

 

タイプ おもり式 素材 アルミニウム(本体)
容量 4.2L 対応熱源 ガス,IH,電気プレートコイル,セラミックヒーター,ハロゲンヒーター
最高圧力値 65kPa 圧力値調整
サイズ 幅37cm×奥行25cm×高さ17.1cm(本体+フタ) 重量 2.44kg


圧力鍋と鍋が1つになった2in1なべで、セレクターを回すだけで、圧力鍋と鍋の2つの調理モードを簡単に切り替えられます。

取っ手を上げ下げするだけで開閉&ロックを同時にできて、力いらずで簡単操作な点が魅力です。

チタンを配合したふっ素樹脂コーティングでこびりつきにくく、パーツの分解もいらないので、お手入れもカンタンですよ。

 

◆ 口コミ紹介

 軽くて手軽!

お料理が大好きだけど手首が悪い伯母にプレゼントしました。
その前にお試しで渡してあったドイツ製の圧力鍋は、重たいのと、片手なので引っかけそうで怖かったのですぐに回収。代わりに本製品をプレゼント。
テフロンで炒めてからそのままポンと圧力調理開始。
伯母は毎日使っているそうで、IHの上にいつもあるとのことです。
大成功の一品でした。

 

 2in1は便利です。

圧力鍋の中では低圧の方だと思いますが、それでも十分に加圧調理出来ます。
むしろ水をかけての急冷しかできないタイプの高圧鍋よりは格段に使いやすいです。
おでんとかを作る際にまずゆで卵を作ってサッと減圧して次の調理に入れますし、前日に加圧調理した残りを温めなおす時に再加圧する事無く普通の鍋として使えるので便利です。
これ一つで二通りに使えるので場所もとりませんし良い買い物でした。

出典:https://www.amazon.co.jp

 

 

電気圧力鍋


アイリスオーヤマ

電気圧力鍋 4L PMPC-MA4-B

 

タイプ 素材 アルミニウム
容量 4L 対応熱源
最高圧力値 ―kPa 圧力値調整
サイズ 幅32cm×奥行33.4cm×高さ23.3cm 重量 4.5kg


自動メニュー90種から料理を選択して、材料を入れてボタンを押して待つだけで料理が完成する電気圧力鍋です。

圧力調理以外にも、温度調理・無水調理・蒸し調理・低温調理・発行調理・グリル鍋とたくさんの調理が可能で、さまざまなシーンで活躍します。

火を使わないため目を離していても安全で、待っている間にほかの調理や家事もできるので、ちいさなお子さんがいるご家庭や、お仕事などで家を空ける時間が多い方におすすめです。

 

◆ 口コミ紹介

 今年一番の「買ってよかった」

圧力鍋を使ったことがなかったので、本当にお肉が柔らかくなるのか半信半疑でした。
本当にめちゃくちゃ柔らかくなります!!
豚の角煮も牛すじカレーも、お肉ほろほろ!
加圧時間を設定して開始すれば、減圧完了まで放置できるのも助かります。
カレーを作ってみましたが、洗った後特に匂いは気になりませんでした。
せっかく買ったので、これからいっぱい使いたいと思います。

 

 時間の有効活用になりました!

調理時間を別のことに充てたくて購入してみました。
操作方法は分かりやすく、レシピブックも付いてくるので、食べたいメニューを見つけてレシピに沿って材料を入れてスイッチを押すだけで美味しい料理ができます。
調理中の音も特になく、在宅ワークをしていても問題ありません。
二人暮らしですが、大は小を兼ねると思いこちらにしましたが、2人分の料理をするにはもう一つ小さいサイズでも良かったかもしれません。

出典:https://www.amazon.co.jp

 

 

おわりに

 

圧力鍋を長く・安心して使うために、パッキンやフタ、安全弁などは使ったら必ずきれいにして、食材が詰まっていないかも確認しましょう。

また、パッキンやその他部品に傷や亀裂がついたときは、早急にメーカー純正のモノと交換しましょう。

圧力鍋はとっても便利な調理器具なので、正しく使って日々の料理を豊かにしたいですね!

 

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