寒い季節、脱衣所やトイレなど暖房機能が備わっていない場所を暖かくしたいと考えたことはありませんか?
そんなときに便利なのが「ミニセラミックファンヒーター」です。
持ち運び可能で、スイッチを入れれば温風がすぐに出てくるので、ちょっとした場所や短時間の利用に最適です。
今回は、そんなミニセラミックファンヒーターを使ってみた感想を紹介するので、気になっている方はぜひ参考にしてください!
山善ミニセラミックファンヒーター
今回紹介するのは、山善の「ミニセラミックファンヒーター」です。
サイズは幅約17cm×奥行約12.5cm×高さ約27cm、重さは約1.4kgとセラミックファンヒーターの中ではミニサイズになります。(コードの長さは約1.5m)
いま使っているものはドン・キホーテで購入しましたが、当時の価格は約4000円でした。
気になる電気代ですが、消費電力が600Wなので、1時間あたり約16.2円(電気料金目安単価27円/kWhを基に算出)になります。
一般的なエアコンの暖房が1時間あたり平均約13円なので、それよりは少し高めといった印象です。
ミニファンヒーターの使い方はとっても簡単で、コンセントにつないで電源ON/OFFのみのシンプル操作です。
【転倒オフスイッチ】の機能付きで、誤って転倒させてしまっても自動で電源がOFFになるので安心して使えます!
裏側は画像のようになっていて、上部は持ち手用のくぼみがあり、簡単に持ち運べます。
使ってみた感想や普段の使い方
実際に使ってみた感想ですが、商品の説明通り電源をつけた数秒後に温風が出ます。
ただ、ミニサイズだと熱量が少ないので、空間全体を暖めるには時間がかかります。
近づけて温風をカラダに当てるとその部分はあたたかいので、ないよりかはましに感じますね。
使用例①:脱衣所での使用
具体的な使用例として、普段は脱衣所で使っています。
浴室や脱衣所に暖房機能がついておらず、お風呂上りに寒い思いをしていたので導入しました。
購入前はエアコンがある部屋の暖房をつけてからお風呂に入って、浴室でカラダを拭いたら急いでエアコンのついている部屋に戻って着替えるスタイルでした。
購入してからは、浴室でカラダを拭くタイミングでファンヒーターのスイッチを入れて(タオルを取るついでにつける)、拭き終わったら暖まった脱衣所で着替えています。
カラダを拭き終わるころには脱衣所が軽く暖まっていて、温風も出ているので、着替えくらいなら寒さを気にしなくてよくなりました。
エアコンの暖房をつけなくて済みますし、長くても5分くらいしか使わないので、電気代も約1.4円ほどと節約できていい感じです。
寒暖差が激しいとヒートショックの可能性も出てくるので、それが予防できるのも嬉しいですね。
脱衣所に置く場所がない場合は、画像のように、100均のつっぱり棒とつっぱり棒用ストッパー・つっぱり棒用の棚板で、ちょうど良い高さに棚を作るといいですよ。
同じくつっぱり棒とストッパー、バスカーテン(カーテンはニトリで購入)で空間を仕切ると、熱は逃がさず、寒い空気は入ってこないので、より効果を高められていい感じです。
使用例②:トイレでの使用
脱衣所以外にもうひとつ使い方があって、それはトイレでの使用です。
わたしは潰瘍性大腸炎という大腸に炎症が起きる病気を患っていて、下痢を起こしやすくよくトイレにこもるのですが、冬は寒い思いをしていました。
ミニファンヒーターを購入してからは、場所をとらず移動も軽くて簡単にトイレを暖めることができるので、非常に助かっています。
ただ、トイレで使う場合は、コンセントが近くにあるか要チェックです。
総評
結果としては、ミニファンヒーターを買ってよかったです。
暖房のない場所で寒い思いをしなくてよくなりましたし、少し高めの電気代も使い方を工夫すれば気になりません。
短時間での使用や移動させて好きな場所で使えるのが個人的に合っていたのだと思います。
逆に長時間暖めたかったり、広い範囲を暖めたい、同じ場所でつかう場合はあまり向いていないと感じました。
購入を悩んでいたら、自分がどんな目的で使うのか考えることをおすすめします。
おわりに
ミニファンヒーターは使い方がマッチしていればとっても便利な暖房器具です。
わたしと同じように脱衣所やトイレといった、暖房がない場所の寒さで困っていたら、参考にしてもらえたら嬉しいです。
今回紹介したもの以外に、温風の強弱切り替えや人感センサーなどの機能がついたタイプも販売されているので、ぜひご自身に合ったものを探してみてください!
それではよい快適ライフを~✋