「潰瘍性大腸炎活動期中でも、安心して食べられる美味しい洋菓子が欲しいなー」と思ったのがきっかけで、試行錯誤し始めたティラミス作りになります。
まだまだ途中の段階ですが、せっかく得た知見がムダにならないようメモ書きとして記事にしました。
よかったら最後まで読んでいただけると嬉しいです。
試作中のティラミスレシピ
<材料>
・無糖無脂肪ヨーグルト 400g(今回はキャンペーンで50g増量)
・カステラ 2切れ(より低脂質で作る場合はお麩10個)
・卵白 1個分
・カフェインレスコーヒー スティック1本(2g:大さじ1/2くらい)
・ココアパウダー 適量
・ハチミツ 大さじ2(砂糖でも可)
・水50ml
<器具>
・ハンドミキサー または メレンゲホイッパー
・キッチンペーパー2枚
・ポリ袋1~2枚
・ゴムベラ
・茶こし
・ボウル
・ザル
器具やココアパウダーは100円均一に売っているので、もっていない方は探してみましょう。
(店舗によっては置いていない場合もあります。)
1:水切りヨーグルト作り
ボウルとボウルより一回り大きいザルを用意して、ボウルが下になるようにかさねます。
ザルにキッチンペーパーを1枚敷いたら、ヨーグルトをすべて入れ、ペーパーの端で包みます。
もう1枚キッチンペーパーを上にかぶせたら、ポリ袋に水を入れて口をよく縛り、ヨーグルトの上に乗せておもりにします。
上画像のようにできたら冷蔵庫に2~3時間ほど置いて、水が切れるのを待ちます。
※ホエイが溜まるので、途中で一度ボウルのホエイを除いてください。
ボウルとザルのサイズ感はこんな感じです。
2:ティラミス生地作り
カステラの厚さが半分になるようにカットします。
カフェインレスコーヒーを50mlの水でよくとかします。
半分に切ったカステラにコーヒー液をしみ込ませたら生地は完成です。
※やわらかいので扱いに気をつけましょう。
生地をお麩で作る場合は、ポリ袋にお麩を入れて袋の上から手で粉々にします。
水50mlで溶かしたカフェインレスコーヒーに砂糖小さじ2を加えてよく混ぜます。
コーヒー液に砕いたお麩を入れてしみ込ませたら完成です。
3:メレンゲ作り
卵白でメレンゲを作ります。
ハンドミキサーがない場合は、100円均一に売っている画像のような調理アイテムを使うと簡単にメレンゲが作れますよ。
余った卵黄は、だし醤油につけて濃厚卵かけご飯にするとムダになりません。
4:ヨーグルトクリーム作り
水切りしたヨーグルトにハチミツを加えてゴムベラでなめらかになるまで混ぜます。
泡立てたメレンゲを3回にわけて入れて、泡がつぶれないよう切るように混ぜます。
手ごろな容器に、カステラ生地半分⇒ヨーグルトクリーム半分⇒残りの生地⇒残りのクリームと段になるように入れていきます。
冷蔵庫で30分ほど冷やして、最後に茶こしなどでココアパウダーを少量振るいかけたら完成です。
※ココアパウダーをかけすぎると舌触りがイマイチになるので、かけすぎないように注意!
※今回の分量だと画像のものが2個分作れます。
卵に火を通していないので、保存はききません。
なるべく早めに当日中に食べきりましょう。
味の感想と改善点
味の感想としてはティラミスっぽくなってきたけど別物といった感じですね。
それぞれの味がまだ調和せずにぶつかり合っているので、分量を変えたり、ほかの材料を試してみないといけません。
✔ クリームのヨーグルト感が強く、もう少しミルク感が欲しいので、スキムミルクや練乳などで改善できないか検討する
✔ メレンゲで少し改善したが、まだクリームがねっとりして口当たりも重いので、軽くなるように溶かしたマシュマロを加えてムース風にできないか検討する
製作裏話や今後について
スーパーで手に入る材料で簡単に作れれば…なんて想いで始めたティラミス作りですが、実際に作ってみると想像した味にならなくて苦労しています。
料理は普段からしていますが、お菓子作りは慣れていないので、知識や技術が足りないのを痛感しますね。
食材も種類によって味が違ってくるので、見極めないといけません。
ヨーグルトは酸味の弱いタイプが合う気がします。
カステラは安い商品だとショートニング入りの脂質の高いものもあるので、購入の際は栄養成分表示を確認してください。
カフェインレスコーヒーは通常のものに比べて2倍くらい値段が違ったのでビックリしました。
スティックタイプだと余る心配がないので、試したい方は少量のスティックタイプがオススメですよ。
最終目標はサイゼリアのようなティラミスに近づけることです。
頻繁に食べられないので進捗は遅くなりますが、応援していただけると嬉しいです。
簡易版のレシピ完成しました!