一日の疲れを癒す寝室。
寝るだけのスペースがあれば大丈夫と思っていませんか?
寝室にも気をつけたい点はあるのです!
今回は、寝室に注目した家具配置の基本ポイントを紹介します。
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寝室の家具配置 基本ポイント
1:ベッドメイキングや物の出し入れに必要なスペースを確保する
寝室で睡眠以外に着替えやメイクを行う場合は、ベッドのほかに収納家具のスペースが必要になります。
日中は寝室で活動することが少ないので、寝室の通路幅は最小限で大丈夫です。
ただ、ベッドを整えるのにスペースが必要なので、ベッドの脇にスペースを確保しましょう。
クローゼットがある場合は開閉のために、以下のスペースをベッドとの間に確保するのを忘れずに。
開き戸タイプ:90cm程度の動作スペース
引き戸や折り戸タイプ:50~60cmのスペース
ナイトテーブルを一緒に配置すると、テーブルランプやメガネ、時計などを置けるので便利ですよ。
ベッドまわりに必要なスペース
<シングル×1>
ベッド1台のシンプルなパターンです。
ベッドを壁につけて置くと掛け布団をおさめられないので、布団の厚み分として壁から10cmほど離しましょう。
<シングル×2>
シングルベッド2台なら、お互いの体の動きが伝わらずゆっくり眠ることができます。
1台を壁づけすると、ベッドメイキングがしにくいので注意しましょう。
<ダブル×1>
ダブルベッドは4.5畳以上あれば置けるので、狭い寝室にオススメです。
ドアの位置によって、開閉時にベッドにぶつかることがあるので注意しましょう。
<シングル×2>
シングルベッド2台を離して置くには、約6畳のスペースが必要です。
クローゼットやドレッサーを置く場合、8畳以上あると安心です。
寝室プランの例
<6畳ダブル>
ダブルベッドにすると、ベッドの三方向に人が歩けるスペースができ、ベットメイキングもしやすくなります。
<6畳シングル>
間口の狭い壁に頭を向け、シングルベッド2台配置したプランです。
ベッドと壁の間が狭くなるので、ベッドの幅には気をつけましょう。
<8畳ダブル>
ダブルベッド1台ならデスクやメイクコーナーが設置できます。
チェスト、テレビなども置くことができます。
<8畳シングル>
シングルベッド2台を離して置いた基本プランです。
クローゼットの横にデスクかドレッサーが置けますが、照明を工夫しましょう。
<10畳ダブル>
10畳あると書斎スペースが確保できるようになります。
間仕切りとして家具を置く場合は、書斎への通風や明かりを妨げず、書斎の明かりがベッドの眠りをじゃましない高さにしましょう。
<10畳シングル>
シングルベッドを2台離して置いても、プライベートリビングをつくれます。
ミニテーブルやイスを置くこともできるので、好みの空間をつくっていきましょう。
2:ベッドの頭を壁につける配置で機能的に
ベッドの頭を壁につける配置は、
・窓からの外気の影響を受けにくく、冷えや暑さから体を守る
・心理的に安心感を得られる
のでオススメです。
一緒にベッドの壁に絵や布を飾ると寝室の見せ場になります。
寝室の快適さは住まいの快適さにもつながります。
睡眠だけでなく、読書や音楽を楽しめるようにイスやミニテーブルを置いて、自分好みのステキなインテリア空間に仕上げましょう。
【絵を寝室の見せ場に】
以上、寝室の配置ついての紹介でした。
ベッド以外にも、整えるためのスペースを忘れないようにしましょう。
カラダを休める大切な空間だからこそ、インテリアにもこだわっていきたいですね!